嗅覚と脳と体
香りの分子は電気信号として鼻の奥にある嗅神経に到達し、人間の本能をつかさどる大脳辺縁系に伝わります。この大脳辺縁系は人間の記憶と感情にくわえ、自律神経やホルモン、免疫の調節もつかさどっていますが、それらの働きはストレスを受けると低下してしまい、病気など体に不調が現れます。しかし、アロマの香りで脳をリラックスさせてストレスを取り除くことによって、自律神経などの自己免疫機能は向上し、病気にもなりにくくなると言われています。
また、香りは脳に直接はたらきかけるため、アロマテラピーはうつ病や認知症の治療においても有効だという最近の研究結果もあります。
抗菌作用
エッセンシャルオイルの持つ抗菌力は香りを空中に漂わせるだけでブドウ球菌やサルモネラ菌などの細菌やカンジダなどの真菌の発育を阻止できる位きわめて強力です。
(例)インフルエンザウィルスに対するユーカリなど
生体リズムの調節作用
ラベンダーの香りが睡眠薬と同じ効果があることは多くの例が示しており、ラベンダーが人間の本来持っている昼夜のリズムを回復させたことを意味しています。(スチュワーデスが時差ボケ解消のためラベンダーの力を借りることも知られている)エッセンシャルオイルには不眠などのリズム障害のほかにも抗酸化(老化防止)作用や、免疫調整作用、薬理作用などがあるといわれています。
香りは体のバランスを整えるために必要だということが
理解して頂けたでしょうか?
ここからお悩み別のアロマテラピーの方法をご紹介します!
□ストレス、イライラ、眠れない夜に・・・
ぬるめのお湯(40℃以下)にラベンダー2滴、カモミール2滴、ローズ1滴を垂らして
半身浴や手浴、足浴がオススメ★
□不安、落ち着かない時・・・
マグカップに熱いお湯を入れ、マンダリン1滴、ラベンダー1滴を垂らして吸入法
(立ち上がる香りの湯気を目を閉じながら吸い込みます)
※ 精油成分が粘膜を刺激することもあるため、長時間の吸入は避けましょう
決して飲まないようにしてください!
ディフューザーを用いてお部屋の中などで香りを楽しむのもOK!
□便秘
精油だけでは解消できませんが、香りでリラックスしてお腹をマッサージすることで促されます。
ビターオレンジ4滴、ジンジャー2滴、ディル3滴、セサミオイル15mlを混ぜたものを仰向けになり
膝を立てて、お腹に塗ってマッサージ!(´▽`*)
□生理痛
生理前のPMS(眠さ、だるさ、イライラなど)の時期から
精油を入れた全身浴、半身浴がオススメ★
グレープフルーツ、イランイラン、カモミール、ゼラニウム、クラリセージの中で好きなものを
1~5滴お湯に垂らして入浴しましょう!
香り(精油)にはさまざまな効果があります。花粉症や風邪のひきはじめ、お肌の悩みにも効くそうです!
ご紹介したものはほんの一部なので、気になる方は調べてみてください(^^)/
健康のことなら仙台市若林区の整骨院「かば整骨院」でどうぞ。
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