現代人は自律神経のトラブルを少なからず抱えています。不規則な生活や人間関係のプレッシャーによるストレスで、自律神経のバランスを崩し、人間本来の健やかで、気持ちの良い生活を送るための身体の機能は低下し、不眠や不安や体調不良を引き起こしてしまいます。では、それらを改善するためには、どうしたらいいのでしょうか??
◆そもそも自律神経とは?
自律神経は私たちが生きていくうえで必要な身体の働きを担ってくれています。呼吸や発汗、排泄などの身体機能も、夜は自然に眠りにつけたり、朝は上手く起きれたり食欲が湧いたりすることも、この見えない働きのおかげだと言われています。自分の意思ではコントロールが不可能である自律神経の中の交感神経・副交感神経が仕切っている為、私たちは何事もないように周囲の状況に対応し、生きていくことができます。
◆自律神経の乱れによる症状
自律神経が乱れストレス耐性が整わない状況が続いてしまうと、次に訪れてくるのが身体の影響へと繋がっていきます。
◆セロトニンって何??
セロトニンは、ドーパミン・ノルアドレナリンと並ぶ三大神経伝達物質のひとつです。脳内の縫線核という部分で生成され、精神を安定させる作用があると言われています。セロトニンが適切に分泌されると、落ち着き、心地よさを得られることから、別名「幸せホルモン」と呼ばれています。セロトニンが不足すると、左の図のような身体的、または精神的な症状が現れると言われています。脳内のセロトニンが不足する大きな要因となるのがストレスです。現代社会は至る所にストレスが満ち溢れており、全てのストレスを回避することは容易ではなく、多くの人がセロトニン不足に陥っていると考えられています。
◆セロトニンの増やし方◆
朝、太陽光を浴びる
セロトニンは日没以降眠っている間はほとんど分泌されません。朝、カーテンを開け太陽の光が網膜から入ることでセロトニン神経が刺激され、徐々に脳内で分泌され始めます。5分程度で十分効果があるので、朝は意識的に明るい光を目から入れましょう。
朝食を抜かない
セロトニンの合成を助けるビタミンB6と脳のエネルギー源であるブドウ糖とトリプトファンなどが含まれているものを摂るようにしましょう。牛乳、ヨーグルト、チーズなど様々なものがありますが、一番はバナナがおすすめです!
リズム運動
筋肉の収縮を繰り返すリズムがセロトニン神経の活性化に効果的です。ジムでエアロバイクや水泳ができればベストですが、スクワットや踏み台昇降運動など、自宅でも行えるものや、通勤時にテンポよく早足で歩いたり、エスカレーターではなく階段を使うなど、日常生活で少し意識するだけでセロトニンを活性化することができます。
その他にも
腹式呼吸を意識する、人(動物)とのスキンシップを行う、食事の際、噛む回数を増やしたり、ガムを噛むようにするなど
様々な方法があります。是非試してみてください(・v・)b
いかがでしたか?自律神経とセロトニンは非常に密接な関係があることがわかりましたね^^
セロトニンを効率よく増やして快適な生活を手に入れストレス社会でも負けない身体をつくりましょう!!
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